2013年7月28日日曜日

【モノづくりサロン トークイベント】満員御礼 ありがとうございました!




満員御礼!
ありがとうございました!

719日(金)に開催いたしました
「モノづくりサロン」トークイベント
季刊誌「コトノネ」編集長が語る
障がいのある人の「ものづくり」 ここが面白い!

は、おかげさまで、定員を超える人数のご参加をいただきました。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!

里見編集長のお話は、
大阪人のノリと、
企業の代表取締役としての視点と、
熱い思いとが入り混じったものでした。

特に、後半のQ&Aでの里見編集長の回答には、
なるほど~。
と思わされる指摘がありました。

今回、
私は、イベントの企画・運営を担当させていただき、
予算を立てたり、参加者の集客方法を考えたり、
個人的に、これまで経験したことがないことをする機会となりました。

心の中では、七転八倒。
7つ転んで、8つめも倒れちゃうかも? などと思いながら、
ばたばたしていました。

一緒に「モノづくりサロン」を主催する友達や、
エイブルアートジャパンのスタッフ、ボランティアさんに助けられ。
また、会場に足を運んでくださった皆様に、温かく見守られて、
形になったイベントだったように思います。

取材・執筆は1人ですることが多いのですが、
今年は、「複数の人とチームを組んで、形にする」ということを、
個人的な目標に掲げています。
個人でする場合と比べて、調整が必要だったり、大変なこともありますが、
自分1人ではできないことができたり、
自分の得意なこと、苦手なことが、これまで以上にはっきりと分かったり、
気がつくことも多いです。

はじめの一歩。踏み出しました。

写真は恵比寿ガーデンプレイス付近から見た青空です。

2013年6月22日土曜日

【トークイベント】季刊誌「コトノネ」発行人が語る 障がいのある人の「ものづくり」 ここがおもしろい!



■モノづくりサロントークイベント■
【季刊誌「コトノネ」発行人が語る 
障がいのある人の『ものづくり』ここが、おもしろい!】

日時719日(金) 1830分(開場)
           トーク19時~2030

会場:アーツ千代田3331 (1階ホール)
   東京都千代田区外神田6-11-14(最寄り:末広町駅、湯島駅、御徒町駅)

参加費1名様):2500円 (定員70名:申し込み先着順)

お申込み:氏名、所属、連絡先(電話・FAXEメール)をご記入のうえ、
     FAXか、Webサイトより、お申込みください。

申し込み先:モノづくりサロン受付係(NPO法人エイブル・アートジャパン内)
      (FAX0358124630
      (WEBhttp//www.ableart.org

企画・運営:河原由香里、協力:加藤未礼、前川亜希子 
特別協力エイブル・アート・ジャパン

2013年4月24日水曜日

ほっといて「あげる」と「もらう」


他人に優しくするにはいろいろな方法がやり方がありますが、

「ほっといてあげる」というのは、その中でも一番難しい接し方です。

でも、適切な仕方で、「ほっといてもらう」ことほど、

人間にとって心休まることはないのです。

 

単に「ほうっておく」ではなく、

「ほっといて『あげる』」

「ほっといて『もらう』」。

 

言葉づかいからも分かるとおり、

それが、敬意の応酬であることは、双方にちゃんと意識されています。

 

ほんとうに親しい人たちの間では、ときには、「何もしない」ということが、

貴重な贈り物になることもあるんです。

 

でも、こういうことには、「コミュニケーションとは、贈与である」という、

ものごとの基本が分かっていないと、なかなか理解が及ばないでしょう。

 

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内田樹さんの著書に、

「家族を基礎づけるもの」という題で書かれたものがありました(一部改変)。

 

家族や友人など、親しい人との距離感、

離れ過ぎると寂しいし、

近すぎては窮屈に感じてしまいそうです。

 

お互いに、相手の状況や気持ちを察しながら、

適度な距離感を保っていくということに

なるのでしょうか?

 

「何もしない」というのは、

本当に「まったく何もしない」ということではなく、

直接、話したり、一緒に行動したりはしないけど、

相手のことを心の片隅に置いて、気にかけている。

そんな状態なのだと思います。

 

イイ感じで、「ほっとおいて『あげる』『もらう』」ができたら、素敵だな。

と思います。

 

先日、俳優・三国連太郎さんがお亡くなりになりましたが、

三国さんが出演されていた「人間の約束」という作品を思いだしました。

 

認知症、介護、家族の在り方、生き方…などのテーマを含んだ作品で、とても重いのですが、学生の頃にビデオで観て、「家族」について、いろいろ考えさせられた作品の1つです。

 

2013年4月19日金曜日

うまくいかないことに、発見がある


うまくいかないことについて、

「諦めて、何もしない」という選択肢もあるけれど、

「なんとかしたい」という思いを捨てず、

必死に、あれこれと試行錯誤してみるからこそ、

得るものがあるのかもしれません。


大野更紗さんの新刊「さらさらさん」に、次のような言葉(一部改変)がありました。


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うまくいかないことに、発見がある。


傷ついた人に触れるときは、自分だって傷つく。

「棄てない」で、人と関わろうとすると、失態ばかりでうまくいかない。


凡庸にズッコケまくってやっと、

自分の視界がひろがってゆく。

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「うまくいかないこと」は、1つの試練なのかもしれません。


だからこそ、必死に取り組むと、見えてくるものがあるのかな。

2013年4月16日火曜日

愛することの反対は、憎しみではなく、無関心


「愛の反対は、憎しみではなく無関心です」

有名なマザー・テレサの言葉です。

 

私が、この言葉から考えるのは、2つのこと。

 

1つは、

「関心を持つことがスタートライン」ということです。

 

例えば、障がい者を取り巻く問題について

自分ができることは、わずかなことにすぎない。たいしたことはできない。

などと感じることがあります。

 

そんな時、

「無関心」よりは、まず、「関心」を持つこと。

そして、「何もしない」よりは、わずかなことでも「何かする」こと

そうすることで何かが見えてくるし、きっと、未来が開けてくる。

 

そう考えるようにしています。

 

もう1つは、

「社会の中で起きている問題について、敏感でありたい」ということです。

 

例えば、

震災で大きな被害を受けた東北の方のこと、

日本で生活している難民の方のこと、

 

心に留めているつもりでも、

距離があったり、時間が経過するにつれて、

「無関心」に近い状態に流されてしまいそうな気がすることがあります。

 

愛の反対は、「無関心」。

自分への戒めの言葉でもあります。

2013年4月15日月曜日

「個性」を知ることとは?


「個性を知る」ということは、

ある意味で、とてもきついことです。

 

内田樹さんの著書に、こんな指摘がありました。

 

「個性」とは、他の人とは異なる特徴。

「ずば抜けた才能」につながる印象もあり、

どちらかといえば良いイメージを持っていました。

 

でも、そうではない側面もありそうです。

 

自分のものの見方、考え方について、

「個性的」だと思っていても、

 

実は、親の見方や考え方を引き継いでいたり、

育った地域には、同じような考え方をする人が多かったり、

同じ世代の人たちには共通点が多くあったりします。

実は、個性的でない部分がたくさんある。

 

これを、裏側から考えてみると、

 

本当に「個性的」であることは、

誰とも共有できない感覚、気持ち、

誰からも承認されない考え方などを抱えている

ということになります。

 

「天才」は、孤独である。

 

そんな言葉もあったように思います。

 

物事は、表裏一体というのかな?

2013年4月4日木曜日

幸福と不幸は、障害のある・なしではなく、人それぞれのもの。~出生前診断に寄せて

障害者として生きていくことは、本当に不幸なことなのか。

はたまた障害と幸福には、何の相関関係もないのか。

それは親ではなく、 本人が生きていくなかで判断していくべきことだと思うのだ。

もちろん、平坦な道でないことはわかっている。

いじめ、差別、偏見――。

障害者として生きていくには、まさに多くの「障害」が待ちかまえている。

でも、健常者に生まれたからといって、幸せな人生を歩めるとはかぎらない。

そして、障害者に生まれたからといって、不幸になるともかぎらない。

つまり、生きてみなければ、その人の人生が不幸かどうかなんて、わからない。

どんな苦しい境遇に生まれても、大逆転でHAPPYな人生を歩むことになるかもしれない。

それなのに、生まれた時点で「この子は不幸だ」と決めつけてしまうのは、あまりにもったいない気がしてしまうのだ。

と、僕がいくら言ったところで、やっぱり子どもを生み、育てていくのは親だ。

その親が、羊水検査をした結果、「やはり、障害者としての人生は不幸にちがいない。

だから、私たちは中絶する」という決断を下したならば、何も言うことはできない。

口をはさむべきことじゃない。

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「五体不満足」の著者、最近は「だいじょうぶ3組」が映画化された 乙武洋匡さんのツイッターにあったものです。

少し前のものなので、羊水検査について触れていますが、 障害のある子どもを持つことについて書かれています。

4月1日から、妊婦の血液だけでダウン症など胎児の染色体異常を判定できる 新型の出生前診断が受けられるようになりました。

羊水検査に比べると、比較的簡単に調べることができます。

しかし、十分な情報を持たないまま、診断を受けて、 中絶が広がるのではないかと懸念する声もあるそうです。

医療技術が進展して、以前は分からなかったことを知ることができるようになりました。

患者や家族にとって選択肢は増えましたが、 「命」に関わる選択は、とても重いものだと思います。

出生前診断について考えると、 ご夫婦の「選択の自由」を尊重しなければならない と思う一方で、

「障がい」の有無を調べるという行為そのものに、 「障がい」に対する見方や考え方が反映されているように思い、 誤解や偏見とつながりが気になります。

乙武さんは、上記の言葉に続けて、次のように書いています。

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そこで、僕が何らかの役割を果たせたらと思っている。

「乙武さんみたいに、幸せそうに生きている人もいるな」

――お腹のなかの子に身体障害があるとわかっても、僕の生きる姿から「産む」決断をしてくださる方が、少しでも増えるように。

僕がメディアに登場する理由の多くは、そこにある。

もちろん、「やっぱり、障害者なんて産むんじゃなかった…」と後悔することのないような社会にしていくことも、僕が果たすべき役割のひとつだと思っている。

でも、こればっかりは、一人じゃどうすることもできない。

どうしても、みなさんの理解と手助けが必要です。

大切な命を守っていくために。

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親になった経験がないので、 実感として分からないこともありますが、

でも、やっぱり、 乙武さんの言うとおり、

幸せか、不幸かは、障害のある・なしではなく、人それぞれのもの。

だと思います。

2013年2月26日火曜日

「福祉施設発!こんなにかわいい雑貨本」出版トークイベント



「福祉施設発!こんなにかわいい雑貨本」 出版トークイベント
福祉施設で見つけた「かわいい」雑貨とは?

福祉施設でつくられた高品質で、おしゃれな雑貨を掲載したカタログ本 「福祉施設発!こんなにかわいい雑貨本」の著者の一人、太田明日香さんによるトークイベントを開催します。

・ 本をつくるにあたり、編集部では、掲載する商品をどんな基準で選んだの?

・ 福祉施設商品の「かわいい」「魅力がある」と感じたポイントとは?

・ 取材を通じて知った商品づくりのアイデア、工夫とは?

・ 福祉施設での商品づくり、ここがもう一歩。

・ 福祉施設商品のこれから  など

全国各地の福祉施設でつくられている商品を取材した太田さんに、 取材を通じて感じたこと、気づいたことなどをお話いただきます。

かわいい雑貨に関心がある方、福祉施設等で商品づくりをされている方、 障害者就労に関心のある方、ぜひ、ご参加ください。

■日時:3月10日(日)19時~20時30分

■会場:アーツ千代田3331 #208(A/A gallery )
(東京都千代田区外神田6-11-14)

■定員:30名

■参加費:一人1500円

※「福祉施設発!こんなにかわいい雑貨本」の購入をご希望の方には、
当日、会場にて販売いたします。

※本イベントは、NPO法人エイブル・アート・ジャパンの特別協力で開催いたします。

◆お申込みウェブサイト
https://docs.google.com/forms/d/16hBeJqep5p3kbjY2FP1Dsfh0tQiSqdt4CHvqbAcMFec/viewform
上記より必要事項を明記して、お申込みください。

定員になりしだい、締め切りいたします。

◆お申込みに関するお問い合わせ 
メール:office@ableart.org

◆本イベントに関するお問い合わせ(担当・河原)
メール:ableart373link@gmail.com

2013年1月26日土曜日

すくらむ21まつり◆女性起業家見本市のお知らせ

2月17日(日)に開催される「すくらむ21まつり」「女性起業家見本市」に出展いたします。

起業はしていませんが (;一_一)

頑張ってみます。

寒い季節ですが、お誘いあわせのうえ、お出かけください。

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すくらむ21まつり 女性起業家見本市

雑貨屋Find 展示販売のお知らせ

 寒さが一段と厳しい季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

冷たい風が吹くと思わず体が縮こまってしまいそうですが、寒さに負けない、かわいく、楽しく、元気がもりもり沸いてきそうな雑貨を集めて、展示販売いたします。

障がいのある方が、福祉施設等でつくられたパワーいっぱいの商品の数々です。

1日限定で開店する「雑貨屋Find」に、ぜひ、遊びにいらしてください。
 


 

◆すくらむ21まつり

 

女性起業家見本市

【日程】2013217日(日曜日)
 
【時間】1030分~1430
【会場】川崎市男女共同参画センター
    (すくらむ214階 情報提供室
    雑貨屋Find コーナー
    「すくらむ21」で検索を!

当日、展示販売する商品は、上記の写真と異なる場合がございます。
ご了承ください。

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今回、展示販売する商品は、

 

西荻窪にあるセレクトショップ「マジェルカ」様のご協力で、ご提供いただきます。

『マジェルカ』東京都杉並区西荻窪北3-4-2

WEB】 http://majerca.com/

 

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◆雑貨屋Find  

 

出店者:河原由香里

医療系出版社に勤務する傍ら、障がい者のアート、スポーツ、就労に関心を持ち、取材執筆、映像制作をしています。今後は、障害者就労、福祉施設等での「ものづくり」に関する情報発信に力を入れていきたいです。