2014年11月28日金曜日

生きることの意味、死ぬことの意味



今の若い人たちに欠けているのは

「生きる意味」ではなく、

実は「死への覚悟」なのである。

「生きることの意味」が身にしみないのは、

「死ぬことの意味」について

考える習慣を失ってしまったからである。

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内田樹さんの著書「街場の現代思想」にあった言葉です。

「死ぬことの意味」を考えることは、

「どう生きるか」を考えることにつながっているのだと思います。

一人の人間、個人としての生き方を考えることは、

周りの人、地域、社会が、将来、どうあってほしいか

を考えることにもなる。

「終わり」を意識すると、

覚悟をもって、何かを始められるものかもしれません。

2014年11月27日木曜日

思い悩むときは



思い、悩み、迷い、憂えることを恥じるよりも、

いつまでも己のカラにとじこもって、

人の教えを乞わないことを恥じたい。

人間は、神さまではないのだから、

何もかもが見通しで、

何もかもが思いのままで、

悩みもなければ

憂いもない、

そんな具合にはゆかないのである。

悩みもすれば憂いもする。迷いもする。

わからん、わからん、どうにも判断がつかん、どうにも決心がつかん、
そんなことが日常しばしば起こってくる。

わからなければ、人に聞くことである。

己のカラにとじこもらないで、

素直に謙虚に人の教えに耳を傾けることである。

それがどんな意見であっても、

求める心が切ならば、

そのなかから、おのずから得るものがあるはずである。

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松下幸之助さんの著書「道をひらく」におさめれらている

「思い悩む」という文章です。(一部改変)

「道をひらく」を読んでいると、

他人に伝えたいと思って書いているというよりも

松下さんが自分自身に言い聞かせているように思える

言葉がいくつかでてきます。

上記の「思い悩む」も、その一つ。

自分で自分を省みること、大切ですね。


2014年11月26日水曜日

互いに無力であることを認め合う




とにかく失敗だらけ、無駄ばかりやってきましたが、
どんな経験でもちゃんと肥やしになっていく。

そこで、また人は生きる。
成り立つんだなと、そういう手応えは持てました。

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季刊誌「コトノネ」Vol.12
精神的な障害を抱える人との「当事者研究」を行っている
浦河べてるの家のソーシャルワーカー・向谷地生良さんのインタビューに
あった言葉です。

「互いに無力であることを認め合うこと」

「その人になんとかしたい、なんとかしようという思いがあって、
その人自らが試行錯誤していかなければ意味がない」。

「一人ひとり、回復の仕方も違う。一人ひとりの中にしか答えはない」

精神障害を抱える人と、回復していけるように支援する人との関係、
関わりについて語っている言葉ですが、

人と人との関係、人としての在り方に、広く通じる言葉だと思いました。

無力であることを、失望しなくていい。

無力であることを、互いに認め合うことから、スタートできるものもある。

そんなメッセージをいただきました。

2014年11月25日火曜日

存在感

「存在感」という言葉

組織のリーダーになる人や、
女優・俳優さんのように魅力のある人に対して
使われています。

存在感のある人、素敵ですね。

でも、たいして目立たず、キラキラはしてはいないけれど、
その人が、「そこにいる」ということが大切な場面があり、

「ただ、そこにいる」という「存在感」も
価値があるのではないか。

多くの人に何かを感じさせる「存在感」があり

ただ一人かもしれないけれど、
その人にとって、何かを感じさせる「存在感」もある


そんなふうに思ったりします。

2014年11月21日金曜日

寒い朝は、気合い



「寒い朝は、気合い」です。

さ=さぁ
む=むくっと起きて
い=いってきます

あ=あなたの笑顔が
さ=さわやかなら
は=はたらくみんなの

き=きもちが
あ=あたたまって
い=いい感じ

いかがでしょう?
今日もがんばろう。