2016年10月19日水曜日

いのちが一番大切だと思っていたころ、生きるのが苦しかった


「いのちが一番大切だと思っていたころ、生きるのが苦しかった。

いのちより大切なものがあると知った日、生きているのが嬉しかった」

星野富弘さんの言葉だそうです。

星野さんの本は、私と妹が子どもの頃、寝床に入る時に母が読み聞かせてくれたものが
ありました。

どの本だったのか、どんな内容だったかは、よく覚えていないのですが、

星野さんの話を聞くと、心の中が、すっと静かになり、すがすがしい気持ちがしていたように思います。

挿絵の印象が残っているためかもしれませんが、

野原で遊んだ時に嗅いだことのある、土と草の生命感あふれる香りを思い出します。

「いのち」について、

あまりにも軽く奪われたり、傷つけられたりするニュースが多いですね。

「生きている」ということについて、

実感できない人が増えているのかもしれない。と考えたりします。

そんな世の中、社会をつくっているのは、大人たちであり、
自分もその一人である、と思ったりします。

「いのち」より大切なものは何か。
自分のことだけ考えていては、それは、きっと見えてこない。


「いのち」に思いを巡らせることができるような人でありたいですね。

写真は、奈良でのランチ あんかけチャーハン

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