2016年10月28日金曜日

予測できる未来ほど、つまらないものはない




「予測できる未来ほどつまらないものはない。

道の先に何があるのかわからないから面白いのであって、

安心をもたらす予定調和など必要ないはずだ」

冒険家・写真家の石川直樹さんの言葉です。

転職は35歳まで、だとか。

60歳までに、老後に備えて、どのくらい貯金しておかないと大変、とか。

そういう話を耳にすることがあります。

先を見て備えることも必要なのかなと思うことがあります。

自分も、つい、なんとなく焦ってしまいます。

でも、石川さんの言葉に、改めて、振り返ってみると

先を見て備えようとしている今は、どうなんだろう?と思ったりします。

今、わくわくすること、

今、充実すること、

それが大事なのでは?

先のことを心配するあまり、今、したいことに制限をかけるのは、

ちょっと違うんじゃないかな。

先に向けて備えることで、いったんは安心するかもしれないけれど、

それでも、やっぱり先は見えないから、

別のことが心配になったりするものかもしれません。

先のことは、誰にも分からない。

だから、心配しすぎたり、焦らなくていいのです。

今日も頑張ろう。





2016年10月27日木曜日

もやもやした状態から、スカッと晴れる瞬間へ 自分を動かす





頭の中でもやもやしていたものが、

スカッと晴れる瞬間、経験したことはありませんか?

その瞬間、

自分の頭の中で、どんなことが起こっているのでしょう?

例えば、仕事でうっかりミスをしてしまった時、

「なぜ、こんなミスをしてしまったんだろう?」と原因を考えたり、

「これから、どうしたらいいのだろう?」と解決方法を考えることがあります。

原因や解決策がすぐに見つかればいいのですが、

それがなかなか見えてこないことがあります。

すると、凹んだ気持ちのまま、もやもやすることになります。

コーチングを使うと、そんなもやもや状態から脱出する方法が見えてきます。

つまり、コーチングは、もやもやした状態から、スカッと晴れる状態へ、

あなたを動かすことに使えるのです。
 
コーチングは、

「ミスをしてしまった」=【現状】 

を踏まえて

これから、あなたは「どうしたいのか」「どうありたいのか」=【理想】

を描きます。

そして、理想に近づくために、あなた自身が「何をしたらよいのか」=【具体的な行動】

を明確にしていきます。

例えば、仕事でミスをしてしまい

「二度とミスをしないようにしたい」=理想 と考えているなら、

その理想に近づくために、

コーチングで、次のような質問を使います。

「解決策を具体的に3つあげるとしたら、どんなことがありますか?」

「解決策を明確にするために、今、あなたができることは何か?」

「いつまでに、どんなことをしますか?」

「どんなことができるようになったら、解決策が機能していると評価できますか?」

一つひとつの質問に答えていくうちに、

少しずつ、自分のなすべきことが整理されていきます。

コーチングのスキルを持っている人に、

効果的な質問をしてもらうと、

もやもやがスカッと晴れるかもしれません。


【クライアント受付中・おかげさまで残席わずかとなりました】

コーチングのご希望・ご相談は、メールにてお気軽にお問合せください。



2016年10月25日火曜日

ユニバーサルシアター

ドキュメンタリー映画「みんなの学校」を鑑賞するために

JR田端駅近くの映画館「CINEMA Chupki TABATA(シネマ チュプキ タバタ)」に初めて、行きました。

この映画館は、目の不自由な人たちだけでなく、耳の不自由な人や車いすの人、子育て中
のママなど、さまざまな理由で、映画館に行くことをためらってしまっていたどんな人
も、安心して映画を楽しめる、ひらかれた映画館を創りたいとの思いでつくられたそうです。

車いすスペースや親子鑑賞室があり、
イヤホン音声ガイドや字幕付き上映を常時行う「ユニバーサルシアター」

座席数は多くはありませんが、私が鑑賞した日も、白杖を持った方が鑑賞に来られていて、常連の方のようでした。

映画はDVDでも見ることができるけれど、やっぱり映画館で鑑賞するのはいいなと思います。

映画「みんなで学校」は、絶対におすすめの映画

田端にお近くの方は、ぜひ、チュプキへ。
http://chupki.jpn.org/gallery




2016年10月24日月曜日

【障害受容からの自由】 自分を問い直す言葉


自分の価値観や、とらえ方を問い直すきっかけをつくる言葉に出会うことがあります。

私にとって、「障害受容」は、その一つです。

「障害受容」とは、文字どおりとらえるなら、「障害」を「受け容れる」ということになります。

作業療法士の田島明子さんは、障害のある人を支援する現場で、支援者が、「Aさんが障害受容できていない」と発言したことに違和感を感じ、「障害受容」について考えることになったそうです。

前作「障害受容再考―「障害受容」から「障害との自由」へ」(三輪書店)も、とても興味深い一冊でした。

続編となる本書「障害受容からの自由」は、田島さんだけでなく、障害をもつ当事者、家族、支援者それぞれの立場から「障害受容」について書かれた本です。この本もまた、さまざまなことを考えさせられました。

「障害」を「受け容れる」ということについて考える時、
まずは、「障害」そのものについて、どうとらえるかということがあり、
その「障害」を「受け容れる」ことについて、どうとらえるかがあります。

肯定的か、否定的か。できるか、できないか。
できなくても、いいのか。そうではないのか。

頭で考えていることと、心で感じていることが、一致しないこともあり、
複雑な思いに駆られる可能性もあります。

「障害受容」は、「障害」について、改めて考える機会をつくる言葉であり、
「受け容れる」ことを、どうとらえるかを、自分自身に問い直す言葉だと思います。

改めて思うのは、人の感情や考え方は、揺らぐものであるということです。

「障害」も、「受容」も、それらのとらえ方は、
人の中で、しばしば揺らぎ、移ろい、迷うものかもしれないと感じました。

障害のない人は、自分に付随しているものではないからこそ、
「分からない」部分があるということを念頭においておく必要がある。
「障害」や「受容」について、「こうだ」と考えているものを
誰かに押しつけていないか。
常に、自分自身のとらえ方を問い続けることに意味がある気がします。

「障害受容」について、あなたは、どうとらえるのか?
改めて「問い」を突きつけられる一冊でした。


2016年10月19日水曜日

いのちが一番大切だと思っていたころ、生きるのが苦しかった


「いのちが一番大切だと思っていたころ、生きるのが苦しかった。

いのちより大切なものがあると知った日、生きているのが嬉しかった」

星野富弘さんの言葉だそうです。

星野さんの本は、私と妹が子どもの頃、寝床に入る時に母が読み聞かせてくれたものが
ありました。

どの本だったのか、どんな内容だったかは、よく覚えていないのですが、

星野さんの話を聞くと、心の中が、すっと静かになり、すがすがしい気持ちがしていたように思います。

挿絵の印象が残っているためかもしれませんが、

野原で遊んだ時に嗅いだことのある、土と草の生命感あふれる香りを思い出します。

「いのち」について、

あまりにも軽く奪われたり、傷つけられたりするニュースが多いですね。

「生きている」ということについて、

実感できない人が増えているのかもしれない。と考えたりします。

そんな世の中、社会をつくっているのは、大人たちであり、
自分もその一人である、と思ったりします。

「いのち」より大切なものは何か。
自分のことだけ考えていては、それは、きっと見えてこない。


「いのち」に思いを巡らせることができるような人でありたいですね。

写真は、奈良でのランチ あんかけチャーハン

2016年10月18日火曜日

【マイナスのなかに、プラスを見つける】



【マイナスの中に、プラスを見出す】

「マイナスに見えることも、俯瞰してみてみると、

マイナスのなかによいところがたくさんある。

そう考えてみると、本当にマイナスのことなんてあるのだろうかと思えてくる」

NHKプロフェッショナル 仕事の流儀」という番組に

デザイナーの皆川明さんが出ていました。


http://www.nhk.or.jp/professional/2016/1017/index.html

何事も、プラスとマイナスが表裏一体。

プラスだと思っていたことにも、マイナスがあるし、

マイナスと思っていることも、プラスの面がある。

つまり、自分自身の物事の見方であったり、受けとめ方なんだな、って思います。

でも、いつもプラスの面ばかり、見ているわけにはいかず、

マイナスの方に目がいってしまうので、凹んだり、悩んだりするんですよね。

でも、それもまた、マイナスのことのようで、実はプラスなのかもしれません。

マイナスを知らないと、プラスは見えてこない。


マイナスを知らないと、プラスの価値も気づかないように思います。

2016年10月17日月曜日

漢字書道 師範になりました


漢字書道、師範試験に合格しました

教室の先生、生徒の皆さんにお祝いのお花をいただきました

まだまだ精進してまいります

2016年10月14日金曜日

【跳びはねる思考】「黙って、共感する」の「黙って」がなかなか難しい




「黙って、共感する」
これは、できていないですね。いきなり反省です。
「話すよりも、聞く」
「アドバイスをせずに、相手の気持ちに寄り添う」
「共感」するにしても、「黙って」というところが難しい。

東田直樹さんの著書「跳びはねる思考」は、
自分自身の感覚や、世界のとらえ方、考え方や価値観について、
改めて考えさせてくれる本です。

東田さんは、会話のできない重度の自閉症で、文字盤をつかって言葉を発しています。

本書は、東田さん自身が、何をどのように感じているか、世界をどうとらえているか。

人とのコミュニケーションについて、どのような考えを持っているかについて書かれています。

「人の話を聞く」というテーマで、東田さんは、次のように書いています。

僕がつらかったのは、できないこと以上に、
できない気持ちを分かってもらえないことでした。

わかってもらって、何かをしてほしいわけではありません。

相手に共感する気持ちは、誰もが簡単にできるはずなのに、最も難しいものではないでしょうか。

人は、相手の思いを想像したあと、自分ならどうだろうと考えてしまいがちです。

その人の立場に立った時、困難にくじけてしまう自分を、描きたくはないでしょう。

だから、アドバイスだと言いながら、自分が主人公になった物語を創作してしまうのだと思うのです。

僕は、相手のためだという理由で、好き勝手な意見を伝えるよりは、

その人の悲しみや苦しみに、ただ寄り添うほうが、大切なこともあると感じています。

(引用、ここまで)

「相手のため」と言いながら、
実はよく考えると、「自分のため」のこと、よくあります。

「人の話を聞く」ことは、
相手の話を聞くことに徹してみると、
これまで、いかに自分の価値観や意見の押しつけをしていたかが見えてくるのかもしれません。


2016年10月13日木曜日

【アフロ記者が記者として書いてきたこと。退職したからこそ書けたこと】 負けることがわかっていても



元・朝日新聞社の論説委員、稲垣えみ子さんの著書、

「アフロ記者が記者として書いてきたこと。退職したからこそ書けたこと」

を読んでいて、私が、魅かれた言葉があります、

その一つは、「コミュニケーション」に関するもので、次のような言葉です。

“コミュニケーションとはそもそも心がザワザワするところから始まるものだ”

“ザワザワするから気になる”

“知りたいと思う”

“そうした過程を経て初めて人は認めあうことができる”

コミュニケーションの原点に触れていると思います。

文章を書くことも、コミュニケーションの一つの手段であり、

自分だけが読む日記のような文章は、自分自身との対話になり、

誰かに読んでもらう文章は、誰かに問いかけたり、答えを発したり

しているのだと思います。

私が文章を書く時は、ザワザワしていることが多いので、

とても共感できる言葉でした。

ザワザワするのって、居心地がいいわけではないけど、

それが、対話や、文章を書くときの原動力になっているので、大切な感覚です。

もう一つ、本書の中で魅かれたのは、次の言葉でした。

“人は負けることがわかっていても、懸命に努力するしかないし、

それは報われずとも何がしかの意味はある。

そう信じて、1日1日を生きるしかない”

どんなに頑張っても、努力をしても、希望が叶わないことがあります。

伝えても、伝えても、届かないと感じることもあります。

でも、振り返りながら、思うのです。

「何もしなかったら、どうなのか?」

「何もしなかったら、よかったのか?」

私の場合、何もしないままでは、いられない。

「報われずとも、何がしかの意味がある」と、

信じることに意味があるのでしょう。



2016年10月12日水曜日

コーチングの資格、認定されました



コーチングの資格、認定されました。

コーチングとは、1対1で対話することによって、

次のようなことをもたらします。

「気づきをもたらす」

「視点を増やす」

「考え方をひろげる」

「目標にむかう行動を推進する」

そんなこと、本当にできるの?

私自身、勉強を始めた頃は、半信半疑でした。

でも、勉強をしながら、自分もコーチングを受けてみて、

「本当にできる!」と実感しています。

コーチング、資格をとりました。


受けてみたい方を募集していこうと思います。