季刊誌「コトノネ」21号の「ことばを授かる」の頁を読んで、涙がこぼれました。
同誌のカメラマン岸本剛さんが、相模原障害者殺傷事件が起きた津久井やまゆり園の写真を撮りにいくことになり、そのことを家族に話したところ、折り鶴を折ろうということになったそうです。
小学生のお子さんが、折り鶴に書いた言葉が「世界は、気持ちでできている」
この事件を考えるたび、重苦しい気持ちになりますが、事件のことを知って、このような言葉を発することができる子どもがいることに、少し救われるような気もします。
大人には、次の世代を育む責任がある。
これは、子どもを育てている親だけでなく、家族や子どもがいなくても、社会の一員として、次の世代を育てていく責任がある。
そんなことを思ったりしています。
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