「目標は立てるんだけど、行動が伴わない」
「やりたいことはぼんやりと持っているんだけど、どこから手をつけていいか分からない」
そんな時、どうしたらいいでしょうか?
解決するためのコツを考えてみました。
①行動すること、実践すること具体化する
まず、1カ月、1週間など期間を区切り、
その間に、目標達成のために何を実行するかを具体化しましょう。
例えば、「3カ月間で、3キロ痩せる」という目標を立てた場合、
そのために、何をするかを具体化します。
例えば、
・甘いものを控える
・運動をする
・過食しないように、なるべくストレスをためない
考えていきます。
ここでのコツは、できるだけ具体的にすることです。
例えば、
・甘いものを控える⇒「毎日、おやつを食べていたが、2日に1回にする」
→「洋菓子を、カロリーの低い和菓子に変える」
→「夜中に食べるのは、やめる」
・運動をする⇒「駅の階段は、エスカレーターを使わないで、歩く」
→「一駅手前に駅で降りて、歩いて通勤する」
などなどです。いつ、どこで、何を、どの程度、するのかを明確にしましょう。
②8割以上できるものに絞る
次に、取り組みたいことは、目標を達成するために挙げた行動のうち、
自分が「この行動なら、8割以上、実践できる」ものに絞ることです。
「毎日のおやつを、2日に1回にする」のは、たぶん無理だけど、
「洋菓子を、和菓子に変える」のは、8割以上の確率で実行できる。
など、考えて絞り込んでいきます。
3つほどに絞りこんだら、もう一度、振り返って、その行動が、目標達成につながるのかどうか考えます。
上記の例で言えば、
「洋菓子を和菓子に変える」
「過食を避けるため、ストレスをためない」
「駅のエスカレーターは使わないで、階段を歩く」の3つ選んだ時、
これで「3カ月3キロ体重減が叶うだろうか?」と問い直します。
「無理そうだ」という答えが出たら、目標を変更するか、行動を変更します。
目標を変えて、「3カ月で1キロ痩せる」にしたり
「3カ月で3キロ痩せる」の目標達成に見合うように
「週に1回、ジムにいく」「洋菓子を和菓子に変える」「ストレス解消のためにヨガにいく」
など、行動を選びなおしてもよいでしょう。
③2割は余白を残す
「これなら8割達成できる」と思える行動に絞り、それが目標達成に見合うように思えたら、「2割は、余白」を残す感覚を持って実行していきましょう。
「余白」とは、計画どおりに実行できなくても良しとするものです。
「週に1回、ジムにいく」と思っていても、予定通りにはいかない場合が発生します。
予定通りいかなくても、「ダメだ」と思わずに、
「計画の2割は、うまくいかないこともある」と思い、受けとめます。
「8割できたら、OK」として、次に実行できるチャンスは逃さないように気持ちを保ったり、継続できる工夫をしましょう。
「行動しなければならない」「計画どおりにしなければいけない」と強く思いすぎると、
窮屈になり、それがストレスになり、実行のハードルを上げてしまうかもしれません。
スケジュールの2割は、開けておき、どんなことが入ってきても、
あとの8割で頑張ればよし。と考えておくと、うまくいくように思います。
目標達成するための計画の立て方は、人それぞれ。
自分の性格や好みに適した行動を選び、計画をたてましょう。
目標を達成するための「8割と2割のルール」、
よかったら使ってみてください。
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