2017年4月18日火曜日

【上品って、そういうことだったのですか?】

母と話をしていて、仏像の話になり、

「上品」という言葉の意味を教えていただきました。

一般的には、「上品」=じょうひん と読み、品の良いという意味ですが、

仏教用語では「上品」=じゅうぼん と読みます。

極楽浄土の階位には、九品(くほん)というものがあり、9つの階位として上品(上上品・上中品、上下品)、中品(中上品、中中品、中下品)、下品(下上品、下中品、下下品)があります。上品は、上位3階位の総称になります。

私たちが日頃使っている「上品」も「下品」も、仏教の極楽浄土の階級を示す言葉に由来しているそうです。

宗教を特に信仰しているわけではないのですが、
上品(じょうぼん)の意味を考えてみると、
なぜ、上品(じょうひん)な振る舞いが大切なのか?が分かるような気がします。

上品(じょうひん)な振る舞いは、他人への気遣いが含まれ、他人に敬意を払うことにもつながります。そうした振る舞いができる人は、その振る舞いを見ていた人からきちんと評価されるように思います。その延長線上に、極楽浄土での階位もありそうです。


上品(じょうひん)を心掛けたいですね。

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