障害のある人とない人がともに暮らす家「いこっと」で、
シェアメイトの一人が、帰宅した私に、話しかけてきました。
「いこっと」では現在、空き室があるので入居者募集をしています。
シェアメイトの彼は、そのことについて質問をされたようです。
「あのね、僕ね。今日、『新しく、いこっとに入る人は、障害者のほうがいいですか?
障害のない人のほうがいいですか?』って、質問されたんだ」
「それで、どっちがいいって答えたの?」と私。
「ちょっと難しかったけど、障害のない人のほうがいいって答えたよ」
難しいと思いながら、彼なりの答えをしたようです。
私は、彼の答えよりも、質問した方のことが気になりました。
「あなたは障害者。一緒に暮らすとしたら、障害のある人と、ない人と、どちらのほうがいい?」という質問。
その質問に違和感があったのです。
一緒に暮らすうえで、障害のある・なしが、良いかどうかの判断材料にはならないと思うのだけど・・・・と、考えてしまいました。
その質問の背景にあるものを想像してみると、気持ちのよいものはありませんでした。
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